jFD2のキーカスタマイズ

ユーザー定義キーが動作しているかどうか簡単に確認する方法

command.xmlやkeys.xmlに記述ミスがあっても何事もなかったかのようにjFDは起動する。
正しくxmlが読み込まれているかどうか確認するため、簡単なユーザー定義キーを追加しておく。これらの設定がキチンと読み込まれている場合は、Bキーでカーソルが上に移動する。

①.jfd2_user/conf/command.xml に次の内容を追加

    <command name="key_test" class="com.nullfish.app.jfd2.command.embed.CursorMoveCommand" cache="true">
        <param name="direction">
            <int>0</int>
        </param>
    </command>

②.jfd2_user/conf/keys.xml に次の内容を追加

    <commandmap name="key_test">
        <key name="VK_B"/>
    </commandmap>

外部コマンドを割り当てる

例:予め外部コマンドに登録しているコンテキストメニュー表示をアプリケーションキー(メニューキー)で表示させる。

①.jfd2_user/conf/command.xml に次の内容を追加

    <command name="external_command_c" class="com.nullfish.app.jfd2.command.embed.ExternalCommand">
        <param name="key">
            <text>c</text>
        </param>
    </command>

②.jfd2_user/conf/keys.xml に次の内容を追加

    <commandmap name="external_command_c">
        <key name="VK_CONTEXT_MENU"/>
    </commandmap>

スクリプトを割り当てる

例:Jキーでスクリプトを呼び出す
①.jfd2_user/conf/command.xml に次の内容を追加

  <command name="shortcutcut" class="com.nullfish.app.jfd2.command.groovy.GroovyCommand">
    <param name="script">
      <text>shortcutcut.groovy</text>
    </param>
  </command>

②.jfd2_user/conf/keys.xml に次の内容を追加

    <commandmap name="shortcutcut">
        <key name="VK_J"/>
    </commandmap>

jFD2にコンテキストメニューを追加(Windows限定)

マルチプラットフォームなファイラーを探してたら、Javaで作られたjFD2というファイラーを発見。Filmtn,WinFM2008ユーザーとしては少し痒いところに手が届かない部分があるものの、どんなOSでも動きそうなのは魅力的。なので、ちょっとカスタマイズして使用中。

まずはコンテキストメニューの表示。少し説明を読んでもコンテキストメニューが見つからなかったので、「Tablacus Context Menu」というツールで表示させれた。(Windows限定)
外部コマンド機能を使ってツールを呼び出すだけで使える。

①Tablacus Context Menuというツールをダウンロード
http://www.eonet.ne.jp/~gakana/tablacus/contextmenu.html

②zipを解凍し、TCM32.exe をパスの通っているところに置く

③jFDのメニュー > オプション > 外部コマンドで設定画面を開く

④Cを選択して、下記の内容を入力し、OKを選択
タイトル:c:コンテキストメニュー
シェルコマンドを選択
「シェルを使用する」をチェックしない
コマンド:c:\dropbox\tool\tcm32.exe $F $R