jEditでEmacs outline-mode形式のアウトラインを表示させてみた
jEditでどの程度アウトライン機能が使えるのか試してみたかったものの、Emacs の outline-mode 形式に対応したパーサーが見当たらなかったので、適当にプラグインを作成してみました。
jEditを良く知らない人間が作ったプラグインだけど無いよりもマシだと思うので公開。
概要
Emacs の outline-mode 形式で書かれた文章を解析して、 SideKick で表示するためのプラグイン。行の先頭が1~6個のアスタリスク(*)で始まり、その次の文字が空白の場合、見出しと判断します。
例:
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* 見出し階層1
** 見出し階層2
*** 見出し階層3
**** 見出し階層4
***** 見出し階層5
****** 見出し階層6
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インストール方法
プラグインフォルダに EmacsOutline.jar を置く
Windows版 jEdit 5.xでは C:\Users\
Windows版 jEdit 4.xでは C:\Users\
アンインストール方法
プラグインフォルダに EmacsOutline.jar を削除
他に必要なプラグイン
SideKick plugin
ErrorList plugin
動作確認環境
jEdit 5.0pre1
ErrorList plugin 2.0
SideKick plugin 1.4
動作方法
・設定する
プラグイン > プラグインオプション でダイアログを表示
SideKick > Parsers を選択
textなど、任意のモードに emacs outline に変更
・階層を表示させる
文章を入力して SideKickで表示
SideKickで表示させる方法は、プラグイン > EmacsOutlineSideKick > SideKick 等。
・階層構造で折り畳む
ユーティリティ > バッファオプション でダイアログ表示
フォールディングモード を sidekick にする